ボリビア・カミナンド記

日常をつづります

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

パタゴニア(1)プエルトモン

私たちはチリのサンチアゴから南へ飛行機で1時間40分、チリのプエルトモンというところに降り立った。 プエルトモンは南米大陸の北端ベネズエラから4分の3ほど南へ下がった所、南緯40度。といってもピンと来ないが、あと約1500km南下すると南米大陸…

イタイプー(歌う石)ダム

イグアスの滝を観光をすると必ず行くのがイタイプーダム、なんておまけのように考えていた観光地? でもその大きさに度肝を抜かれた。 パラナ川をせき止めて建設したこのダム、せき止めた水面の面積は琵琶湖の2倍というから南米のスケールの大きさに驚く。…

木の名前はブラジルです?

ブラジルって木の名前?そこに植わっていたのはブラジルの国の名前に由来するブラジルという木だった。 ブラジルとパラグアイの国境のパラナ川に建設されているイタイプゥダムの正面に2001年、イギリスのブレアー首相とブラジルの大統領がお手植えした記…

イグアスからサンチアゴへ

チリの首都、サンチアゴは近代的なビルが多く建っていて、経済の発展振りがうかがえた。通りを歩く私は久しぶりに見る洗練されたウィンドーのディスプレーに驚きっぱなしだった。新車に近い車がバンバン走っている。ボリビアでは見たことのない光景に唖然、…

16名ご一行様に合流、イグアスの滝へ

15日から25日まで旅行に行ってきた。 はじめの3日間は日本から南米にいる私たちを訪ねてくれた夫の友人たち16名様ご一行に合流してイグアスの滝を一緒に楽しんだ。今年の日本は例年になく雪が多いようだけど、イグアスは40℃の熱暑。このところ、イ…

南米パタゴニアへ

明日からしばらくイグアスからチリ、アルゼンチンの南端にあるパタゴニア地方に旅行してきます。南極にちょっと近い所です。ここは今、夏、暖かいため、氷河が溶け出しています。そんな所を歩いてきます。 1月末、帰ったらご報告します。 写真はこのところ街…

16名ご一行様日本から!

夫の友達16人もがはるばる日本から南米の奥地ボリビアまで訪ねて来てくれた。みなさん、60歳を少しすぎていらっしゃる。遠い辺境の地をたずねてくださって夫も私も本当にうれしかった。 なにしろ日本から南米ボリビアまで飛行機で直行しても33時間くらいかか…

「音楽踊り隊」ゲリラライブ!

昨夜、サンタクルスのど真ん中、プラサと呼ばれる聖堂前広場でなんと私たち、ゲリラライブ敢行! 日曜日の夕方7時夕闇迫る頃、サンタクルスの家族連れがそぞろ歩きする中、協力隊の若い人を中心におばさん(私のこと)も入れて13,4人の日本人がボリビアの音…

国王のステッキ

ボリビアでは昨年12月に大統領選挙が行なわれ、民主社会党のトゥトを破って新大統領に社会主義運動党のエボ・モラーレスが決まった。1月、もうすぐ就任式が憲法上の首都スクレで行われるはずだ。 彼は原住民で初めての大統領、コカの栽培組合がバックにいて…

ポトシ銀山 つづき

右の写真はセロ・リコ(スペイン語で富の山、ポトシ銀山)の中腹にある鉱山の事務所の入り口だ。 ここから少し登った所に坑道の入り口がある。夫は鉱山ツアーに参加してそこから坑道に入って見学した。所要時間5時間。かなり体力の要るきついツアーだったと…

ポトシ銀山

16世紀、スペイン人が銀の鉱脈を発見して銀を掘るために作った街、ポトシ。標高4100m。銀が産出される山は更に高く4900m。 ポトシは空気が薄く(私は予防薬を飲んでいたけれど高山病一歩手前だった)、水はほとんどなく(雨も雪も少ない)、作物…

スクレ→ポトシ

標高2800mのスクレから南西に車で2時間半、ポトシ銀山としてその昔、世界に名をはせた標高4100mのポトシを目指してタクシーは私たち2人を乗せて快適に走った。(年末12月27日のことです。)スクレーポトシ間は飛行機も鉄道もないので、唯一…

恐竜の足跡!見学ツアー

スクレの郊外にコンクリート工場があり、がけの砂を掘っているうちに恐竜の足跡が見つかったそうだ。 垂直のがけになぜ足跡が?と思ったら、はじめは水平だった地層が2つの大きな力で押されて2つに折れた地層の一方が垂直に立ち上がってしまった。恐竜が歩…

チョクロの入ったスクレの郷土料理、ピカーナ

ジョイ・ライド・カフェ(2006/01/03 05:48) 皆さま、あけましておめでとうございます。 昨年はこの日記を見に来て下さってありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。 もう2日になってしまいましたが、(日本は3日ですね、ボリビアは2日の…

インディヘナの織物

アンデス山脈にはリャマ、アルパカ、羊、ビクーニャなどの動物が多く棲息する。その毛でインディヘナの人たちはそれぞれの種族独特の織物を織ってきた。 スクレの近く(チュキサカ県)にはタラブコ織りとハルカ織りが500年から2000年前に盛んに織られていた…

スクレ&ポトシ

年末にボリビア国内のスクレとポトシへ旅行してきた。どちらも高山、ボリビアの代表的な街だ。スクレはサンタクルスから南西に600km、飛行機で40分のアンデス山脈の山中にある街だ。標高2800mにあり現在は憲法上の首都となっている。(実際に政治が行なわれ…