2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧
モラと聞いてわかる方は手芸好きの方。パナマの田舎に伝わるパッチワークキルトの一種。鮮やかな色の布を何枚も重ねて縫い合わせ、模様に沿って切り込みを入れていく。何枚目まで切り込むかで色の出方が異なるのを楽しむ。母がここ15年くらいパッチワーク…
太平洋側に広がる現在のパナマの街。高層ビルが立ち並び、発展途上国とはいえ、南米の内陸国ボリビアとは大きな違いだ。パナマ運河の通行料が年間670億円くらいあり、パナマ共和国にとって一番重要な外貨獲得源になっている。これは国民総生産の6.4%…
パナマ運河見学のあと、車はパナマ市内へ入っていった。すると海岸からほど近い場所に破壊された石の遺跡が現われた。マヤやインカの遺跡は山の中とか平原にあることのほうが多いので、海が近くてとても意外だった。パナマはコロンブスが来る前からマヤの古…
パナマ運河は1502年、コロンブスがこの地を踏んだ時からパナマを横断する通路の利点が認識されていて、その32年後にはスペイン国王が運河の建設を命じたとか。大航海時代の国王らしく植民地に運河を作ることを命じたものの技術が伴わなかったため実現…
今回の旅行ではちょっと珍しい経験をした。ボリビアからメキシコシティーへ飛ぶはずの飛行機がエンジンの故障で途中のパナマに着陸し、乗客は全員ホテルに1泊させられ、1日半後にようやくパナマを飛び立つというハプニングに遭遇した。そんなわけで、1日…
自由奔放といってもハカランダの話。なぜか日本の木と違ってここサンタクルスの木の幹は太いのが一本立っているのもあるけれど、このハカランダのように幹が下のほうで何本にも分かれていて、いかにも自由奔放に枝を空に向かって伸ばしているようなものがあ…
アジアではジャカランダが咲くらしいけど、ここ南米サンタクルスでもジャカランダが咲いている。スペイン語で言うとハカランダ。このところ、房になった紫色の花が大木に咲いている。紫色ゆえにちょっと奥ゆかしい。サンタクルスにしては目立たない、が、華…
夕方4時ごろ、郵便局でばったりボリビア人の友人にあった。彼女がメリエンダに誘ってくれたので、もちろん、一緒に行った。メリエンダは軽食のこと。ボリビアでは1日の食事の中で昼食をもっとも正式なものとしてしっかりと取る。なので朝食と夕食は軽め。朝…
きのう満開のタヒーボス、本当に1日で、この通り、散り急いでしまった。こういう花もあるのだ・・・。
自宅前の歩道に咲くタヒーボス、昨年はこの花が何かわからなかった。後に物知り友人が教えてくれた。昨年は1日で散ってしまった花だった。今年はどうかな?明日も咲いていますように、と祈らずにはいられないほど、美しい。近くによると花の蜜を求めてかなり…
1週間ほど前の話になるけど、サンタクルス独立記念日を2日後に控えた9月22日、新聞の見だし風に言うと「凶悪犯集団脱走がサンタクルスを震撼させた」という事件が起こった。刑務所の中でも特に凶悪犯を収容している2重に塀のある施設でおこった。27人もの囚…